
広島市内からたった1時間半車を走らせると、透き通るような美しい肌を作る"美人の湯"として知られる有福温泉街に辿り着く。今日の目的地は、情緒有るその温泉街を臨む場所にオープンした「有福Cafe」だ。大正浪漫溢れる外湯「御前湯」の前を通って進み、その入り口の扉を開くと、そこには和と洋が絶妙にミックスされた、落ち着きある空間が広がっている。流れる音楽はジャズ。そこに目の前に広がる山々から聞こえる鳥のさえずりが加わり、居るだけで癒されていくのがよく分かる。席ごとに異なるデザインのイスが巧みなセンスで配されており、どの席を選ぶかを悩むのも楽しく、またその座り心地のよさに思わずのんびり長居してしまう。オープンエリアにもなる大きな窓の外にあるテラス席でぼんやり街並みを眺めれば、日常を忘れる癒しの時を味わうことができるのだ。

ここで味わえるのは、地元の素材をできる限り使用し、素材を活かしつつ丁寧に手づくりされたメニューの数々。女性店長の喜友名さんが、女性のココロを満たすランチやパスタ、スイーツなど幅広く用意。例えば「女性の欲張り心をくすぐるように(笑)」と作られた洋風ランチプレートでは、海老フライやコロッケに始まり、2種の小鉢やキッシュ、カナッペなどなど、ちょっとずつ沢山の内容で楽しませてくれる。その他、毎朝焼き上げるパンに始まり、スパイシーなグリーンカレーやスイーツ、そして竹炭で焙煎した豆を温泉水で一杯ずつ淹れた自慢の珈琲まで、時間や過ごし方などによる様々なシーンにもフィットする、多彩なメニューが待っている。



